子宮頚癌ワクチンについて
子宮頚癌ワクチン(以下HPVワクチン)は、2013年に定期接種となりましたが、その後副作用の可能性がマスコミ等で大々的に報道され、現在「積極的勧奨の中止」となっています。
しかしながら、日本小児科学会、日本産婦人科学会、日本ワクチン学会はじめとした複数の学会において、HPVワクチンの有害事象の実態把握と解析、接種後に生じた症状に対する報告体制と診療・相談体制の確立、健康被害を受けた被接種者に対する救済などの対策が講じられたことを受けて、積極的接種を推奨するとしています。
さらに、「対象者や保護者がワクチンの有効性や副反応等を理解し、ワクチン接種の有無を判断できるよう、自治体から情報提供を行うこと」と国から各自治体に通知があったため、現在定期接種の対象となるお子さんのいるご家庭に、順次案内が送付されていると思います。

そのため、当院でもHPVワクチンのWeb予約を開始しました。
現在定期接種に使用できるHPVワクチンは、「ガーダシル」と「サーバリックス」がありますが、当院では「ガーダシル」に限らせていただきます。
予約にあたっていくつかの注意点がありますのでご確認下さい。

①子宮頚癌ワクチンについて、よくご理解いただいた上で予約して下さい。